かんたん導入のザルビオで
収量アップ。
AI予測でいもち病対策も刈り取りの
見極めもバッチリ

農事組合法人上関ふぁーむ
農事組合法人上関ふぁーむ

お客様プロフィール

紹介する機能 地力マップ、生育マップ、病害防除推奨アラート、生育ステージ予測機能
地域 新潟県
栽培作物 米、そば
栽培面積 35ha
従業員 3人

若い担い手と共に、最新機器を活用した農業に取り組む

ーー現在創業メンバーのご子息のお二人が現在社員として専業で働いていらっしゃると聞きました。

伊藤代表:そうですね、私の息子と、渡辺の2名で、渡辺も創業メンバーの構成員の息子なんです。

渡辺様:以前、私が別の仕事をしていた頃、うちの親が上関ふぁーむを兼業でやっていたのでたまに手伝いに来ていました。その時に伊藤代表の人柄に惹かれたのと、経営にも興味があったので入社しました。今年の春で8年になります。

伊藤様:私は昨年まで会社員でして。今年の3月からなので、まだ9か月です。それまでちょっとした手伝いもしていなかったので、作業自体のことはまったくの素人で……今勉強中です。

ーーどのような作物を栽培されているのでしょうか?

伊藤代表:水稲が25ha、蕎麦が10haです。全て借地ですが、年々周りの農家さんが年を取られて、今年も4町歩ほど引き受けることになったので、来年は36町歩ほどになります。
15年前は40軒ほど農家さんがありましたが、今はもう我々を含めて7、8軒ほどに減りました。

ーーザルビオ導入のきっかけについて教えてください。

伊藤代表:生育のムラなどを圃場の上から見られたら、畦畔から見るより絶対いいのにとずっと思っていたんです。
そこで空の上からデータを取る別の商品を見つけて申し込もうか迷っている矢先、たまたまザルビオの広告を見つけました。ザルビオはかなり金額が安かったので、即決しました。
最初の2年間はただザルビオのデータを見ているだけで、農地での応用はほとんどできていませんでしたが、今年は隣の農家さんもザルビオを熱心に活用されているので、その方に教えてもらいながら応用しています。
水が入ってないとか、病気がないかを見たり、刈り取り適期の確認をしたり、色々と活用していますよ。
空からの衛星写真で圃場確認できるザルビオ

ーー新しいものを取り入れることに、不安はありませんでしたか?

伊藤代表:私は新しいものが好きな性格なんだと思います。ドローンや収量コンバイン、直進アシストのものとか、効率化につながるものは取り入れています。
ただ、ドローンにカメラを付けてリモートセンシングで見てみようと挑戦した時に、これが難しくて利益も出なかった。それで、ザルビオに一層興味が湧きました。衛星で撮れれば、センシングの機械は必要ないですから。

病害アラートで不測の事態にも即対応が可能に

ーーザルビオの具体的な活用法を教えてください。

伊藤代表:ザルビオを始めて2年ほどは、基本的にほとんどの圃場は生育マップで見ているだけでしたが、3年前に初めて病害アラートが出ました。半信半疑だったけれど、いつも指導してもらっている知り合いに相談して、一緒に見てもらったんです。
知り合いの判断では、生理障害だから薬も振らなくていいよと。でも結局その苗は、いもち病にやられていたんです。植えてから1週間か10日ほどの小さい苗だったんですが、ザルビオではそこだけにしっかりアラートが出ていた。遥か彼方の空の上から撮った写真でなんで分かるのか、不思議でしたね。

ーー病害アラートのおかげで、早く手を打つことができたのですね。

伊藤代表:はい。アラートが出るのはたまになので、出たらもう、すぐに見に行きますね。
いもちの病原の斑点は私でも見えるので、見に行って確認して、いもち病かどうかすぐに判断します。やっぱり一番怖いのはいもちなので。ザルビオのおかげで早く対策を打てるのはありがたいです。
病害アラートの通知イメージ

生育マップを基準にした追肥で作業効率アップ

ーー穂肥の際にもザルビオを活用してくださっているとか。

伊藤代表:はい。以前JAの方と一緒に、試しにこがねもちの圃場の1エリアを集中的に調べてみて、直接地力を測定したものとザルビオの地力マップを比べてみたところ、大体一致したんです。
それで、ザルビオの生育マップのデータを元に、こがねもちの圃場だけでも4町歩くらい手動で追肥を撒きました。

ーー追肥の量の計算はどうやっておこなうのですか?

伊藤代表:ザルビオの生育マップの画面を印刷して、色がごく薄いところは例えば5kg入れる、それよりもちょっと濃いところは3kg、などと生育マップの色を目安にして数字を書き込んで使っています。

ーー手動で撒く、というのはどうやって?

伊藤代表:ドローンで渡辺が撒いています。
ドローンは使い始めて今年で7年になりますが、渡辺はメーカーさんもびっくりするほど操縦が上手いと言われているんですよ。なので散布の自動化については、うちは特に必要ない。
けど今度新しいD25ドローンが出ると聞いて、それがあればザルビオと連携して生育マップの色が薄いところ、濃いところと分けて全自動で撒いてくれるようになるので、購入しようかなと思っています。

ーー防除についてもドローンでおこなうのですか?

伊藤代表:はい。防除については私どもの土地と受託分もありますので、年間に150町歩は散布しています。農薬散布とか除草散布などの撒きものは全部ドローンです。楽ですね。
ドローン散布のイメージ

刈り取りの適期もザルビオで一目瞭然

ーー今年はすごく暑かったのもあり、刈り取りの時期が積算温度と合わず苦労されたとか。

伊藤代表:県の普及センターから、積算温度、つまり“この品種はいつ頃に刈り取りできます”、いう情報が来るんですよ。
今年はその積算温度がもう刈り取り適期になっているけれども、まだちょっと青いし、ザルビオでも適期にはなっていなかった。迷いながらも雨が振る前にと思ってこがねもちを刈り始めたのですが、途中で稲の水分量を調べたら30%を超えていました。やはりまだ熟していないだろうと判断して、その日はやめて3〜4日後に残りを刈ったんです。
結果的に、早く刈った方は二等の集団で、後から刈った方は一等になりました。たまたま刈り取りが遅かったから一等になったわけではないかもしれないけれど、積算温度よりもザルビオの方が正確な判断をしていたんじゃないかと思います。

ーーザルビオを導入してから、収量に変化はありましたか?

伊藤代表:こがねもちは今までほとんど取れていなくて平均6俵半~7俵半ほどだったのですが、今年は7俵半から8俵半まで増収しています。追肥のおかげかなと思っています。
コシヒカリの方も、8俵半は超えていると思います。圃場によってばらつきはありますが、平均8俵半くらいですかね。
生育ステージの画面イメージ

ザルビオの機能をフル活用し、農業の効率化を図りたい

ーーザルビオを活用した、今後の計画などがあれば教えてください。

伊藤代表:毎年春、田んぼに豚糞を1反部200kg入れているんです。ムラなく全面散布していましたが、今年からはザルビオの地力マップを見ながら、色が薄いところを重点的に振ろうと計画を立てています。地力の低いところには重ねて撒いていくイメージですね。

ーーデータを活用すれば、効率化と収量アップが同時に実現できそうですね。

伊藤代表:ドローンとザルビオがセットになって、肥料が薄いところから正確に撒いてくれれば、相当な収量が期待できるのではと思います。薄いところから撒けば肥料の相当なコストカットにもなるので、いいことだらけですよね。

ーー若いお二人は、ザルビオをこう活用したい、といった思いは何かありますか?

伊藤様:私は今年から入ったので、栽培の経験とか感覚とかは分からないんですよ。でもザルビオがあれば、栽培管理を知る手助けになるので、これから新規で入る方たちのハードルを下げる意味合いでも、ザルビオは非常に良いのではと思います。

ーーお父様方が長年培われてきた経験と勘をデジタルが補ってくれたら、若い方のUターン就農の際にハードルが低くなりますね。

渡辺様:経験がなくても、ドローンなど最新の機械と衛星データなどを取り入れていけば、かなり将来性があると思います。