生育マップ・NDVIマップが表示されない
生育マップとは
生育マップ(LAIマップ)は、農業において作物の葉面積を示し、生育状況を把握するための重要なツールです。**LAI(葉面積指数、Leaf Area Index)**は、単位面積あたりの作物の葉面積を示す指標であり、作物の光合成量や蒸散量を推測できるため、生育状態の判断に役立ちます。
NDVIマップとは
NDVIマップ(Normalized Difference Vegetation Indexマップ)は、農業において作物の健康状態や生育状況を把握するために活用される重要なツールです。NDVIは、植物が光合成を行う際に反射する近赤外線と可視光(特に赤色光)の差を利用して計算されます。これにより、植物が健全に成長しているかどうかを定量的に評価でき、農業のさまざまな作業に役立ちます。
ステータス画面で、右側の「マップ変更」を選択して表示するマップを変更できます。

または上部メニューの「分析ページ」から各マップを圃場ごとに表示することができます。

生育マップ・NDVIが生成されるための条件が満たされているか確認してください。
- 圃場の面積が5a以上である
- 作付登録が行われている
- 有料プランを購入済み
- 圃場に「生育・地力マップ機能」の割り当てが行われている
- 登録作付日から10日以上経過して(稲、牧草の場合は翌日以降)から衛星画像の分析が行われマップの生成が行われます。
- 衛星画像を取得するために、雲のない晴天であった。
上記の条件を満たしていると概ね2日以内に生育マップ・NDVIマップが作成されます。
生育マップが更新されないケース
ノイズの無い圃場の鮮明な衛星画像が取得できれば、衛星画像を元に生育マップ・NDVIマップが生成されます。マップの品質の精度を保つために一定の基準に達していない場合は、生育マップ・NDVIマップが生成されません。
衛星画像は分析ページの「圃場の実画像」から参照することができます。

・雲による影響:天候や圃場の周辺の障害物の反射によって生成マップが作られない


・雪が残っている

・マルチシートの反射
白いマルチシートも同様に光の反射で圃場の衛星画像が不鮮明だと正常な画像解析ができずに生育マップ・NDVIマップは生成されません。
【圃場の実画像で日付がスキップされて表示されていないのはなぜ?】
* 衛星画像プロバイダーによって、衛星画像が取得できなかった場合は残念ならデータがなく、表示されなくなっています。
ステータス画面で俯瞰的に生育マップ・NDVIマップが見れない(一部の圃場で生育マップ・NDVIマップが見れなくなった)
最後の生育マップの生成日から30日以上経過している場合、ステータス画面には表示されなくなります。
例えば、5月10日に稲の作付けをしている場合:11月後半頃からステータス画面で複数圃場での生育マップ・NDVIマップの表示ができなくなります。
分析ページまたは圃場を選択した画面右側のマップ日付をご確認ください。
